アーティストとして生きる^ ^

たまには、近況報告と、
日頃思っていること^ ^

最近はイベント自粛ムードの影響もあり、
演奏活動は減ってはいますが、

ありがたいことに、たくさんの方が
レッスンを受講してくれているので、
毎日楽しくレッスンの仕事をさせて頂いています^_^

※手洗いうがいなど 気をつけながらね。


今日は、自宅のパソコンから
オンラインレッスンをさせて頂いていました❣️

レッスン内容は、ピアノの弾き語りを目標に
既存の楽曲を耳コピして、ピアノの譜面におこしてみること❣️

↑レッスン生の中で今ピアノ弾き語りを練習している人は6〜7名ほどいます!

みなさん 楽器に興味を持ってくれて嬉しい!


今日はどんな内容だったかというと。。。^ ^

音感トレーニングの後
ピアノの弾き方と、楽譜の書き方が中心だったのですが

どうやってやっているかというと。。。
とにかくその曲を何度も聴いてみて、
何が聴こえるか、

何の音か、どんなリズムか。

どんな和音か 和音(コード)のボイシングをどうするか、弾きやすさはどうか。


譜面を書くにしても、記譜法に従って
見やすく的確に表すにはどう書くのがベストか。
理論に従って 正しい表記の仕方に直して。。。

歌とピアノの伴奏が対話する様に 音の流れを考えたり、シーンごとに どんな雰囲気に聴かせたいか考えたり。。。

やることいっぱい!


私は学生の時、理論は興味はすごくあったもなのの
苦手意識が強かったので
時間のかかる 腰の重い作業だったなー。

注釈:わたしは軽く斜視なせいもあって
楽譜を追う力があまりない代わりに、絶対音感はあるので、全部聴き取る力で乗り切ってきてしまったのもその理由。言い訳ともいう。けど正当な理由笑

というわけで。。。
レッスンでやることと言ったら
理論や、テクニックなどの技術など、ある程度正解とされるものがある内容がメインになることも多々あります。

でね、
たまたまレッスンが終わったあとに、
そのレッスン受講生さんと取り組んでいる楽曲の
【感動的に歌う方法】
というYouTube動画があって

気になって聴いてみたわけです。

動画をあげていらっしゃる方はボイトレの先生で
3.4万回再生とかでした。

※ここからの話は悪口が言いたいわけでも、揚げ足を取りたいわけでもないよ!


で、思ったんです。


たしかに、その歌い方は
感動的な感じに聞こえる歌い方なんです。

抑揚があって、声を強く出すところと、優しく歌うところを分けていて すごーく メリハリのある感じ。

でもさー、

感動的 【風】な感じで、
感動が伝わって来ないんですねー。


でね、何でそう聴こえちゃうんだろーって思ったんですが、

これ、教えてる内容が
技術だからなんですよねぇ。


感動的に歌う(聴かせる)技術についての解説なんです。
なんか、ここから先
何か言いたいか、お察しの方はその通りなんですが、

感動的な風に 聴こえる歌い方をしようとすることと、

感動を伝えることは、

似てますが 全く違うんですよねぇ。


たしかに感動的に歌ってる原曲は 
解説している通りかもしれないんですが、

それをそのまま真似ても、
感動を伝えることと違うのは

言うまでもないじゃん?


だって、頭で考えて表現している風
(最悪な言い方すると)猿真似なわけだからねぇ。
言い過ぎかな笑

感動的に歌う=感動を伝えるってことでしょ?
ってことはさ、

なによりまず自分が
感動してなきゃ はじまらないじゃん?


そこ。。。は。。。??
って思っちゃうんです。

まー、そこは、各自やってくださいって話だから
動画で解説するのは難しいし、
ボイトレっていうより、道徳や倫理、哲学の授業みたいになっちゃいますもんねぇ。

もちろん技術も大事。
理論も理屈も大事。決まったルールを守って音を楽しむのが音楽の側面かなーって思っているので。

そして、
自分が思い通りに歌う上で、座学や理論、技術って、すーーーごく大事だし、
それが出来るからこそ豊かに表現出来るんだって思います。
わたし自身、基礎力を最も大事にしているし
テクニック向上は大切!ではあると思ってるんですが、
テクニックだけで歌えると思わないでーって思うのです。

テクニックだけあれば、良い歌が歌える様になると思わないでーって。

私だって歌い手として、
もちろん自分が何でも自由に表現出来ていると自負しているわけではないんですが、自分の事を棚に上げて言うと、そんな感じ。
完璧に出来ていなかったとしても、
少なくても表現しようとする意思は あるよ

っていうのは言い切れます^ ^


どんな歌も、基本 共感するものを選んで歌いたいので^ ^


なんかね、
ボイトレのイメージってさ

とにかく 歌の表現において、
テクニックを教えるのがかなり主流に感じるので、

それに伴って、生徒さんもテクニックを習いたがる人が多い様に感じるんです。
例えば、ここはファルセットにして、
ここから地声を強くする。
とかね。

ビブラートの綺麗なかけ方 とかね。

フェイクの入れ方とかね。

もちろん 大事なんだけど、

ファルセットで表す理由が 
歌い手の中で明確じゃ
ないと、薄っぺらい歌になってしまうと思う。


例えばファルセットにするなら
そこは、かすれるような声で歌いたいシーンなのか?とか、
自分はその歌詞に共鳴して 心からその歌詞を現しているか。
とかさ。

ちゃんと、その曲の中のビジョンを思い浮かべているのかどうか、とかね。

気持ちが乗っているのかどうか、とかね。

そういう ひとつの正解だけじゃない
一人一人の豊かな表現について 一曲 一曲 
向き合ってレッスンしたいなーと思うんです。

ま、あんまり深い意味が無い歌もありますけどね。


でも、深い意味がない中に 意味があると思うんで^_^♪

意味はあんまり無いけど
とにかく 楽しくさわぎたい!とかさ。

というわけで。。。
話をまとめると。

音楽のレッスンって、理論、技術はすごーく大事だけど、レッスンを受講する方にはもっと

歌う心も大事にしたらもっと良いよー!と伝えたいということでした。

ピアノ曲(インスト曲)とかもね!

自分だけが感じるその思いを表すことを最も大切にして良いんだよーって。
※技術向上もゲームみたいで面白いんですけどねぇ。

で、最後に何を思ったかというと。。。

わたしは音楽講師、ボーカルレッスンの仕事をする上で、
技術ばっかりを教える 職業的ボーカルレッスンの先生ではなく、
アーティストとして、表現者として、
人の心を解放したり、自由に豊かに自分らしさを表現する(生きる)ことを
伝えたいなーと 

改めて思った。

という お話しでした❣️

レッスン生が プロでも、プロ志望でも、趣味でも同じ!


あ。今日のレッスンは、99%
理論レッスン中心でしたが笑 
それも大事だからねー。

って、どっちやねん。^ ^

。。。どっちも!かな^ ^!


今日も楽しかった!
ありがとうございました😊😊!

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