自分の声を信じる
今日のスケジュールは、
自宅スタジオでレッスン
↓
外部スタジオで レッスン
↓
アイドルグループレッスン
今は移動前の休憩中です。
アンジェラ アキさんの、
手紙〜拝啓 十五の君へ〜
発声方法のレッスンと、
ピアノ弾き語りレッスンをさせていただいた後。なうです。
生徒さんが、帰ったあと自分でも弾いて歌ってみました。
「自分の声を信じて歩けばいいの」
↑ここで、声が詰まって、涙が出そうになりました。
そのあと、泣きました。
簡単な様で、なかなか信じられないから。
多分、私と面識のある人なら、
私のこと、流されやすいことも知っていらっしゃるかもしれませんし、
人の話など聞かずに、突き進むイメージのある方もいらっしゃるかもしれません。
でも、実際はどちらもあって、
人が言った事ばかりが、気になって、
自分の感覚を信じられないことの連続。
でも、その度に、
自分の声を信じて歩く
それが答えになると、思わされます。
昨日も、どこからか(自分自身からなのか、宇宙からなのか)聞こえた
「信じなさい!!」という声。
女神の様な声に聞こえました。
自分の声を信じる。
話は変わる様ですが、
私は少し前まで、自分の声が嫌いでした。
なんて、上ずった 声なんだろう。
芯の無いような、声なんだろう。
歌声も。
上手く歌えない自分。
ピッチの悪い自分。
リズム感のない自分。
力みのある声の自分。
嫌い嫌い。聴きたくない、恥ずかしい。歌えない。
そう思っていました。
でも、ある時から
自分の声が少しずつ好きになってきました。
それは、いつからかなぁ。
人前で、歌おうと思うようになってきたころからかなぁ。
練習の為に、自分の声を録音して聴いていました。
下手だなぁ。と思いました。
私の歌など、聴きたい人 いるのかなぁ。
こんなに下手で、歌っていいのかなぁ?って。
そもそも、声も好きじゃないし、説得力のないふわふわした声が嫌い。
そう思っていました。
でも、ある時、
下手だから、やらない。
という選択を超えなくちゃいけない。と思いました。
そして、ライブで歌ってみたときに、
お客さんから 「声が良い」とたくさん言われました。
私は、信じられませんでした。
この声の、どこが??
信じられないから、
せっかくそう言ってくださったのに、
その方の音楽センスまで疑いました。
私の歌が良いと思うなんて、
音楽センスが悪いんじゃないの?
なんて。
↑すごい失礼な話です。
相手に対しても。自分に対しても。
でも、あと時の私には、
そうとしか思えませんでした。
その後も、何度となく、
「癒された」と言われました。
応援してくださる方も増えました。
それでも、私は
「きっとお世辞に違いない。」
「みんな、気を遣ってそう言ってくださっているだけなんだ」
そう思って、全然受け取れませんでした。
それでも、何度か繰り返して行くうちに 少しずつ変わって来たんです。
あ。歌は下手だけど、もし癒されると思ってもらえるなら、わたしにも歌う価値があるのかなぁ?と。
歌の上手い人はたくさんいる。
わたしには敵わない、他人がたくさんいる。
でも、わたしはわたしの価値で
生きるしかないんだ。
そう思えるようになってから、
少し吹っ切れて、ライブで歌うことを自分で許可出来るようになっていきました。
でもね、その後もまだまだ、
自分との折り合いはついていきません。
そう。
自分を信じられない という思いが
まだまだ、邪魔をしていたのです。
わたしの作った歌など、きっと意味が通じない。
伝わるわけがない。
そもそも、そんなにいい曲とも思えない。
↑今更ですが、
来てくださった方に対しても、自分に対しても、またまた最高に失礼な話です。
でも、どこかでそう思っていました。
大してメロディックでもないし、
ちょっと暗いし、
押し付けがましく感じるかな?
良い気分になってもらえるのかな。
歌って良いのかな?
聴きたい人なんかいるのかな。
どこかでそう思っていました。
だから、やっぱり
ライブをすることになっても
やる気がそんなに出て来なかったんです。
でも、開催するならお客さんゼロとかだとお店に迷惑だし、来て頂かないと。
そんな気持ちばかりで動かされ、
肝心の、伝える。演奏する。歌う。という気持ちは、置いてけぼりでした。
だから、こんな事続けてて
なんか私にとって意味があるのかぁ。
↑殆どイジケモード
そんな中でも、花束を持って来てくださったり、来てよかったと言って頂いたり、暖かい応援を たくさん、たくさん頂いてきたのに。。。
何も信じられない。
どこかでそう思っていました。
今思えば、失礼過ぎる話です。
今日、たまたま 空いたこの時間に、
久しぶりに自分の声を録音して歌って聴いてみました。
そして、ふと、気づいたことがあったんです。
あれ。私、少し歌が上手くなってる。
あれ。私、良い声してるかも。
あれ。そういえば私、
いつも自分の声に癒されていた
そう思ったら、
今まで、癒されました。って言ってくださった方の感想は、
本当だったんだ。と 思いました。
なんで、こんなにも
信じられない気持ちでいたんだろう。
そう思ったら、自分自身に申し訳なくて、泣けて来ました。
この声はあと、何年かしか無いものです。
生きている間の、あと何年かしか 無いもの。
意外と短い、あと何年かしか無いもの。
その間に、もっとやったら良いんじゃないの?
そう、自分に言われている様な気がしました。
自分の理想と、実際の気持ちが
少しずつ繋がってきた感じ。
こんなこと、言っちゃいけないと思っていたんです。
自信満々なフリしてなきゃいけないんだと思っていたんです。
でも、いくら虚勢を張っても、
自分の気持ちが置いてけぼりだと、
進んでいけない。
自分の声を信じて歩けばいいの。
ですね。
私が作った数曲のオリジナルソングは、全部、私が、私に書いた
応援メッセージソングになっています。
こころの声に 耳を澄ましてみよう。
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